シーン・用途別のおすすめ

こんな用途に おすすめ機種 理由
スポーツ全般で最新技術のフラッグシップが欲しい Shokz OpenRun Pro 2 骨伝導+空気伝導のハイブリッドで低音を補強、急速充電も8機種中もっとも高効率
ランニング・ジョギングで安定した装着感が欲しい Shokz OpenRun Pro 2 / Mojawa RunPlus ニッケルチタン合金/縦型ハウジング構造でズレにくい
水泳でも使いたい Mojawa RunPlus 8機種で唯一のIP68防水、32GB内蔵メモリでスマホなしでも音楽再生可能
紛失しにくいネックバンド型がよい AudioComm HP-BC110N ネックバンド型、Bluetooth 5.3・AAC/SBC、2台マルチポイントに対応
音質・バッテリー持ちを重視したい audio-technica ATH-CC500BT2 8機種最長の最大20時間再生、LC3(LE Audio)にも対応し音質面も優位
夜間のランニング・自転車利用が多い Philips TAA7607 ネックバンドのLEDセーフティライトで視認性向上
在宅勤務・オンライン会議での利用が中心 Shokz OpenMove もともとテレワーク・Web会議向けに訴求されているエントリーモデル
装着位置や音の広がりにこだわりたい HACRAY Orca 可動式振動ユニットで3箇所の装着位置を選べる
とにかく軽さを重視したい movio ActiBone2 8機種中もっとも軽い片耳25g

比較の観点

骨伝導イヤホンは、耳の穴をふさがずに頬骨(こめかみ〜頬骨付近)へ振動を伝えて音を聴かせる方式のイヤホンです。ランニングや自転車など周囲の音を聞き取りたい場面や、長時間装着しても耳が疲れにくい点から、スポーツ用途を中心に定着しています。Shokzが市場を牽引する一方、audio-technicaのように耳の軟骨部分を振動させる「軟骨伝導」という別方式を展開するメーカーもあります。価格.comの人気売れ筋ランキングでもShokzが上位を占めており、注目度の高いジャンルです。

今回は、Shokz OpenRun Pro 2、Shokz OpenMove、audio-technica ATH-CC500BT2、Philips TAA7607、Mojawa RunPlus、HACRAY Orca、movio ActiBone2、AudioComm HP-BC110Nの8機種を取り上げました。フラッグシップ・軟骨伝導方式・スポーツ特化・国内ブランドまで、性質の異なる選択肢を1つの表で比較できるようにしています。商品名・メーカー名・ブランド名・型番といった製品の基本情報に加え、伝導方式・重量・バッテリー・防水性能・Bluetooth仕様・接続機能まで比較しています。装着方式・スタンドアロン再生対応も含め、全14項目です。数値は各メーカーの公式サイト情報にもとづいています(実機での社内検証は行っておりません。比較の考え方はこちらで詳しく説明しています)。急速充電はメーカーごとに充電時間の基準(5分/10分/15分など)が異なるため、換算せずそのまま併記しています。一部の項目(急速充電非公開、マルチポイント非公開等)はメーカーが対応する情報を公表していないため「非公開」と表記し、優劣の判定対象から除外しています。購入リンクはAmazon・楽天市場の両方を掲載しています(楽天市場に出品を確認できなかった機種はAmazonのみ)。価格はセールや販売店で変わるため、本記事には記載していません。最新の価格はリンク先で確認してください。耳をふさがない別ジャンルのイヤホンをお探しの方は、イヤーカフ型ワイヤレスイヤホンの比較記事もあわせてご覧ください。比較表を見るより先に、いくつかの質問に答えるだけでおすすめの1台を絞り込みたい方はイヤホン診断ページもご利用ください。

本ジャンル特有の注意点: 「骨伝導」と一括りにされがちですが、本記事の8機種のうち7機種が頬骨を振動させる骨伝導方式(Shokz OpenRun Pro 2のみ骨伝導+空気伝導のハイブリッド「DualPitch」)であるのに対し、audio-technica ATH-CC500BT2のみ耳の軟骨部分を振動させる「軟骨伝導」という異なる独自方式を採用しています。伝導経路が異なるため装着感や音の伝わり方にも違いがあり、本表では「伝導方式」の行で明示したうえで、優劣の判定対象からは除外しています(方式の違いは好みの問題であり、どちらが優れているかを機械的に判定できないため)。

比較表(14項目)

項目 Shokz OpenRun Pro 2 Shokz OpenMove audio-technica ATH-CC500BT2 No Photo Mojawa RunPlus HACRAY Orca movio ActiBone2 AudioComm HP-BC110N
商品名 OpenRun Pro 2 OpenMove ATH-CC500BT2 TAA7607 RunPlus Orca ActiBone2 HP-BC110N
メーカー名 Shokz Shokz 株式会社オーディオテクニカ Philips Mojawa(蘇州莫加威智能電子) ロア・インターナショナル 株式会社ナガオカ 株式会社オーム電機
ブランド名 Shokz Shokz audio-technica Philips Mojawa HACRAY movio AudioComm
型番 OpenRun Pro 2 OpenMove ATH-CC500BT2 TAA7607 RunPlus HR25139LGR M315BONE HP-BC110N
伝導方式 ハイブリッド(骨伝導+空気伝導「DualPitch」) 骨伝導 軟骨伝導 骨伝導 骨伝導 骨伝導(可動式振動ユニット) 骨伝導 骨伝導
重量(片耳装着時の本体重量) 30.3g 29g 32g ▲ 38g 28.6g 約30g ◎ 25g 29g
バッテリー(連続再生時間) 12時間 ▲ 6時間 ◎ 最大20時間(通話時は最大10時間) 9時間 8時間 12時間 ▲ 6時間 9時間
急速充電 ◎ 5分で2.5時間 非対応(急速充電非推奨) 10分で120分 ▲ 15分で1時間 5分で90分 非公開(満充電まで2時間) 非公開 非公開(満充電まで1.5時間)
防水・防塵等級 IP55 IP55 ▲ IPX4 IP66 ◎ IP68(水泳対応) IPX5 IPX5 ▲ IPX4
Bluetoothバージョン ◎ 5.3 ▲ 5.1 ◎ 5.3 5.2 5.2 ◎ 5.3 ◎ 5.3 ◎ 5.3
対応コーデック 非公開 ▲ SBC ◎ LC3/AAC/SBC 非公開 AAC/SBC ▲ SBC ▲ SBC AAC/SBC
マルチポイント接続 対応 対応 対応 非公開 非公開 ◎ 対応(2台接続+最大8台ペアリング) 非公開 対応(2台)
装着方式 イヤーフック(ニッケルチタン合金) イヤーフック(チタニウムバンド) 耳掛け式(軟骨伝導パッド) ネックバンド+イヤーフック 縦型ハウジング(18度傾斜のマルチポイント支持構造) イヤーフック+可動式振動ユニット イヤーフック(軽量設計) ネックバンド型
スタンドアロン再生(内蔵メモリ) 非対応 非対応 非対応 非対応 ◎ 対応(32GB内蔵、単体でMP3再生可能) 非対応 非対応 非対応
購入リンク Amazonで最新価格を確認 →楽天市場で最新価格を確認 → Amazonで最新価格を確認 →楽天市場で最新価格を確認 → Amazonで最新価格を確認 →楽天市場で最新価格を確認 → Amazonで最新価格を確認 → Amazonで最新価格を確認 →楽天市場で最新価格を確認 → Amazonで最新価格を確認 →楽天市場で最新価格を確認 → Amazonで最新価格を確認 →楽天市場で最新価格を確認 → Amazonで最新価格を確認 →楽天市場で最新価格を確認 →

各製品の特長

Shokz OpenRun Pro 2

骨伝導市場を牽引するブランドの現行フラッグシップ

Shokz OpenRun Pro 2

総評: 骨伝導市場で圧倒的なシェアを誇るShokzの現行フラッグシップ。骨伝導と空気伝導を組み合わせた「DualPitchテクノロジー」により、骨伝導単体の弱点だった低音表現を空気伝導ドライバーが補い、8機種中もっとも高い急速充電効率(5分の充電で2.5時間再生)を実現しています。

ニッケルチタン合金製のイヤーフックにより耳をふさがず、EQは4プリセット+2カスタムモードで調整可能。デュアルノイズキャンセリングマイクで通話品質も強化されています。一方、防水性能はIP55にとどまり、Mojawa RunPlusのような水泳対応の完全防水ではありません。

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Shokz OpenMove

骨伝導入門機、基本性能を押さえたモデル

Shokz OpenMove

総評: Shokzのエントリーモデル。骨伝導市場を切り拓いてきたブランドの入門機として、基本性能を押さえています。

チタニウムバンドで眼鏡やヘルメット併用時も装着しやすく、デュアルノイズキャンセリングマイクを搭載。一方、連続再生時間は8機種中movio ActiBone2と並びもっとも短い6時間にとどまり、Bluetoothバージョンも5.1と8機種中もっとも古い世代です。急速充電にも対応していません。

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audio-technica ATH-CC500BT2

「軟骨伝導」を採用した日本ブランドの現行機

audio-technica ATH-CC500BT2

総評: 「軟骨伝導」という、骨伝導とは異なる独自方式を採用した日本ブランドの現行機。8機種中もっとも長い最大20時間の連続再生と、LC3(LE Audio)にも対応する対応コーデックの豊富さ(LC3/AAC/SBC)が強みです。

耳の軟骨部分を振動させる方式のため、一般的な骨伝導(頬骨に当てるタイプ)とは装着感が異なります。マルチポイント接続やLE Audio対応など接続機能も充実。一方、防水性能はIPX4にとどまり、Mojawa RunPlusのような水泳用途には不向きです。

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Philips TAA7607

LEDセーフティライト搭載、夜間利用に強い

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総評: 130年以上の歴史を持つPhilipsが手がける骨伝導イヤホン。ネックバンドに内蔵されたLEDセーフティライトが最大の特長で、夜間のランニングやサイクリングでの視認性向上に貢献します。

骨伝導マイクとAIマイクを併用し、風切り音の影響を受けにくい通話品質を実現。IP66の高い防塵防水性能も備えています。一方、8機種中もっとも重い38gで、急速充電の効率(15分の充電で1時間再生)も比較対象の中ではもっとも低く、マルチポイント接続の対応可否も公式情報で確認できませんでした。

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Mojawa RunPlus

水泳にも対応するIP68防水、スタンドアロン再生可能

Mojawa RunPlus

総評: 水泳にも対応するIP68の完全防水性能が最大の武器のスポーツ特化モデル。32GBの内蔵メモリでスマートフォンなしでも音楽再生できる、8機種で唯一のスタンドアロン再生対応機です。

縦型ハウジングと18度傾斜のマルチポイント支持構造で、激しい動きでもズレにくい装着感を追求しています。急速充電は5分の充電で90分再生可能、対応コーデックはAAC/SBCです。一方、複数デバイスへのマルチポイント接続の対応可否は公式情報で確認できませんでした。

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HACRAY Orca

可動式振動ユニットで装着位置を選べる国内ブランド機

HACRAY Orca

総評: 「パーソナルアジャスター」と呼ばれる可動式振動ユニットが特徴的な国内ブランド機。頬骨・耳珠付近・耳上の3箇所で装着位置を変えられ、位置ごとに異なる音響体験を提供します。

マグネット式吸着充電で充電の手間を減らし、2台同時接続に加え最大8台までのマルチペアリングにも対応。一方、対応コーデックはSBCのみで、防水性能もIPX5にとどまります。

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movio ActiBone2

8機種中もっとも軽い国内ブランド機

movio ActiBone2

総評: ナガオカのアウトドアブランド「movio」による軽量骨伝導イヤホン。片耳25gという8機種中もっとも軽い装着感が特長です。

ベージュ・ブラック・ブルーの3色展開で、日常使いしやすいデザインを採用しています。一方、連続再生時間はShokz OpenMoveと並び8機種中もっとも短い6時間、対応コーデックもSBCのみと、上位モデルと比べると基本性能は控えめです。急速充電やマルチポイント接続の対応可否は公式情報で確認できませんでした。

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AudioComm HP-BC110N

ネックバンド型で紛失しにくい

AudioComm HP-BC110N

総評: オーム電機が手がけるネックバンド型骨伝導イヤホン。Bluetooth 5.3・AAC/SBC対応という現行水準の基本性能を備えています。

ネックバンド型のため紛失しにくく、2台同時待受のマルチポイントにも対応。一方、防水性能はIPX4、連続再生時間も9時間と、上位モデルと比べると標準的な水準にとどまります。

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よくある質問

結局、8機種の中でどれがおすすめですか?

用途によって異なります。総合力・急速充電を重視するならShokz OpenRun Pro 2、音質とバッテリー持ちならaudio-technica ATH-CC500BT2、水泳にも使いたいならMojawa RunPlus、紛失しにくいネックバンド型ならAudioComm HP-BC110N、軽さならmovio ActiBone2が向いています。詳しくは冒頭の「シーン・用途別のおすすめ」をご覧ください。

骨伝導と軟骨伝導は何が違うのですか?

骨伝導は頬骨(こめかみ〜頬骨付近)に振動パッドを当てて頭蓋骨経由で音を伝える方式です。一方、軟骨伝導(audio-technicaの独自技術)は耳の軟骨部分を振動させる方式で、伝導経路が異なります。本記事のATH-CC500BT2のみ軟骨伝導方式で、他の7機種は骨伝導方式(Shokz OpenRun Pro 2のみ骨伝導+空気伝導のハイブリッド)です。どちらも耳の穴をふさがない点は共通しています。

骨伝導イヤホンは普通のイヤホンと比べて音質はどうですか?

骨伝導方式は構造上、低音の再現力で一般的なイヤホンに劣る傾向があります。Shokz OpenRun Pro 2はこの弱点を空気伝導ドライバーとの併用(DualPitchテクノロジー)で補っており、audio-technicaの軟骨伝導方式も比較的クリアな音質が特長とされています。音質を最優先する場合は、通常の完全ワイヤレスイヤホンも含めて検討することをおすすめします。

防水性能はどのくらい重視すべきですか?

屋外ランニングなど汗をかく用途ならIP55/IPX4以上、雨天時の利用も想定するならIP66以上、水泳など水没させる可能性がある用途はIP68(本記事ではMojawa RunPlusのみ)を選ぶと安心です。等級の数字が大きいほど防水・防塵性能が高くなります。

Amazonと楽天市場、どちらで購入すべきですか?

本記事では楽天市場に出品を確認できた7機種にAmazon・楽天市場両方のアフィリエイトリンクを掲載しています。Philips TAA7607は執筆時点で楽天市場向けのアフィリエイトリンクを取得できなかったため、Amazonのみの掲載です。価格はASPごとに変動するため、購入前に両方の価格を見比べたうえで、普段お使いのECサイトやポイント条件で選ぶことをおすすめします。

掲載しているスペック情報の情報源は何ですか?

各メーカーの公式サイトを一次情報源とし、価格.comや専門店(e☆イヤホン等)の情報で補完しています。実機での社内検証(試着・試聴)は行っていません。メーカーが数値を公表していない項目は「非公開」と明記し、優劣の判定対象から除外しています。

各製品の詳細ページ

当サイトはAmazonアソシエイト・プログラム、楽天アフィリエイトに参加しています。Amazonのアソシエイトとして、ガジェットくらべ隊は適格販売により収入を得ています。スペックの一次情報として各メーカー公式ページも併記しています。

表の見方・注記

表内の◎ 緑の太字はその項目で8機種の中で最も優れた値です。▲ 赤字は最も見劣りする値です(色だけでなく記号でも区別できるようにしています)。複数機種が同値、または僅差で実質同水準(重量・時間等の連続値で、読者が体感しにくい程度の差)の場合は、該当する機種すべてに同じ印を付けます(Bluetoothバージョン等の世代を表す指標は厳密な一致のみを同値とみなします)。8機種すべてが同値の項目や、メーカーの公表訴求のみで客観的に優劣を比較できない項目(伝導方式・装着方式)には印を付けていません。価格は判定に含めていません。◎の数が多い機種が総合的に優れているとは限りません。

※本記事に記載のスペックは執筆時点(2026年8月)の情報です。価格はセールや販売店で変わるため掲載していません。最新の価格・在庫状況はリンク先でご確認ください。